セックスレスの原因は、サレ妻のせいではない3つの理由とは?
セックスレスの原因は、サレ妻だけのせいではないのをご存知ですか?
世の中の夫が浮気したり不倫したりする原因は”セックスレスが原因だ”と、妻のせいにする都合が良すぎるシタ夫の言い訳。
一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターが行ったアンケートによると、婚姻関係にあるカップルのセックスレス数は年々増加しており、2020年には51.9%にまで上っています。
セックスレスが続き、精神的に疲弊していく日々。
それは妻だけの原因でもなければ、夫だけの原因でもなく2人の関係が原因なのです。
妻のせいにされがちな問題ですが、こちらでは、セックスレスの原因はサレ妻だけのせいではない3つの理由をもとにお伝えします。
セックスレスの原因①結婚したことへの安心感
セックスレスの原因の1つめは、結婚したことへの安心感。
毎日、手をつないで寝ます。キスもします。でも、それだけで旦那がまったく求めてこない。
結婚して間もない新婚夫婦でもよく聞く話です。
”狩人”タイプの男性に多い症状です。
”狩人”とはその字の通り狩りをする人。
ここで言うなら、体に入れたい魅力的な女性のあなたを追い求めて、手に入らないから手に入れたい!自分のものにしたいという欲求で必死です。
恋人になれたこと、婚約しても、まだまだ・・・征服したいという欲望だらけ。
それが、念願の結婚をした途端に、征服したことに満足してセックス欲が激変する人。
もう一つお伝えしたいことは“夫婦になってからのセックスは恋人時代とは別もの”ということ。
恋人時代のセックスは刺激だけでも続くことが多いですが、夫婦のセックスは興奮よりもリラックスがないと続きません。
生活をするという日常になると、刺激は減り、関係性も変わるので、恋人時代より減るのだと言われています。
レスの原因は、妻だけではないことがわかりますよね。
お互いに誤解のないように2人の問題として、話し合ったり捉えることが大切です。
セックスレスの原因②産後ガルガル期
セックスレスの原因の2つ目は、産後ガルガル期。
産後ガルガル期をご存知ですか?
最近できた言葉のようで、出産直後のメスが、自分の子どもを守りたいという本能によって、子どもに近づくものに対して、唸って威嚇する行動を起こすことに因んで「ガルガル期」といわれています。
出産後のママの警戒心・攻撃心が強くなり、急に気性が荒くなり、イライラ、カリカリしてしまう状態のことを表しています。
例えば、パートナーにきつい言葉を浴びせたり、自分以外の人が子どもに触れてほしくないと思ったりするなどの行動があげられます。
母性本能が想像以上に働いていることや、育児のことで神経質になっているために起こる現象のようです。
夫は、妻の変化に気づいてサポートするべき時なのに、なぜか気づかず、妻も夫を頼ろうとせずに育児を抱え込む傾向にあります。
今、産後ガルガル期だったら、2人の関係性と状況をしっかりと話し合って助けを求めたり、助けることがスムーズにできると良いですよね。
セックスレスの原因③産後クライシス
セックスレスの原因の3つめは、産後クライシス。
産後クライシスとは、子供の出産をきっかけに夫婦仲が急激に冷え込み、夫婦関係が破綻するとても危機的な状況を指します。
クライシスは英語で「危機」や「重大局面」を意味しますので、まさに文字通り、「産後に迎える夫婦関係の危機」を表しています。
本来、子供を授かることは夫婦にとって大変喜ばしいことですよね。
なのに、その出産後に産後クライシスになるのはなぜでしょうか。
生後間もない赤ちゃんのお世話は、慣れないママやパパにとって、ただでさえ大変ですよね。
乳児期は夜泣きなどで、ママもパパも十分な睡眠もままならない状況が続きます。
赤ちゃん中心の生活になると、以前のように夫婦でゆっくり会話する時間は取りづらいものです。
2人の会話が減る上に、育児の負担がのしかかることで、夫婦喧嘩が増えてしまうこともあるでしょう。
実際に夫婦喧嘩が起きる理由について調べた調査でも、「態度や言葉遣い」に次いで、「育児」が2番目に多い理由として挙げられています。
解消する方法としては、我慢しないで、お互いの気持ちを正直に素直に話し合うこと。
特に、はじめてパパとママになった時は、わからないことだらけ。
それがきっかけで、何年にもわたり夫婦関係が冷え込んでしまうのは避けたいものですよね。
今、まさに産後クライシスだという方は、この状況を乗り越えるために、育児の協力体制と感謝の気持ち、イライラを解消するすべを見つけることが必要です。
まとめ
セックスレスの原因は、サレ妻のせいだけではない3つの理由はいかがでしたか?
結婚して幸せになるはずだったのに・・・悲しみに暮れているサレ妻は、なんでも自分のせいだと思いがちな思考に陥ることがあります。
真面目で優しすぎる女性を、これ以上悲しませたくないと、経験したことから記事を書きました。
私の場合は、妊娠した直後から症状が現れました。
会社から帰ってきて、手を洗わない旦那さんに、ゾッとしたことを今でも覚えています。
今になって、産後クライシス、産後ガルガル期という言葉が聞かれるようになって、人に話しやすい話題になりつつありますが、私が直面していた頃はなかったので、誰にも言えなくて、私だけがおかしいのではないかと思ったりして、ただただストレスがたまりました。
どんな小さなことでも、夫と話し合うことの大切さを痛感しました。
今では、どーでもいい独り言のようなことでも、とにかく口に出しています。
そのことに、必ず反応してくれる旦那さんに、本当に感謝している毎日です。
あなたにも思い当たることがありますか?
あなた一人のせいではないので、悩みすぎないでくださいね。